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[整備記録]EPICON AXONのショートストローク化追加。

2011年8月4日

こんばんは!森田です☆

って言いたかったけど、おはようございますになってしまいました。

さわやかな朝ですね!

今日はSR SUNTOUREPICONのご紹介です。

なんと12M。

12年モデルでございます。先取りです!イエー!ライトウェイさん、ありがとうございます!!!

さて、EPICON、12年モデルですが、華麗にマイナーチェンジをしてまいりました。

ストロークが140mm、120mm、100mmの選択制になりまして、ちょっと伸びています。

ということは、80mmで使うには一手間加えないといかんなー。と思ってあけた中身は続きから!

早速ですがアウターレッグを抜いた状態です。中身の筒が先っちょまで見えておりますね。こちら、ダンパーの先っちょをアップにしているのですが、ココ!ちょっと変わりました!

どーも、カートリッジが変わったようで、特性もちょこっと変わっていそうです。乗り味が気になりますね。

ちなみに、先っちょに細っこい棒が出るようになったので、アウターレッグを抜くときに注意が必要です。

プラハンで叩いて固着を取って抜くことになるのですが、この細っこいやつをぐんにょりさせないようにしないといけません。皆様、メンテナンスの際は気をつけてくださいね!

 

さて、問題のショートストローク化でございますが、まずは写真を見てくだせぇ。

左の穴から順に、

140mm、120mm、100mmときております。で、現在のストッパーの位置はもう一段下。

そう、80mm用の穴があったのでした。イャァァァァホゥッ!ということdえ、めんどくさいことせず、普通にピン抜いてストッパーの位置を入れ替えるだけで終了なのでした。

めでたし。

ちなみに、さらに短くしたい方はバネの一番下側と、右上に転がってる丸いキャップの間にスペーサを詰め込んであげることで実現できちゃいます。ちなみに、ピンが意外と硬くて作業しづらいので、はじめからスペーサーのみで調節してしまうってのでもOKです。うまいこと作業進めれば40mmストロークくらいまで短くすることができるかと思います。

短くすると、バネを押し戻しながら蓋(右上の丸いの)を締めることになるので、ちょっと大変かも知れませんが、バネの力もそんな強いもんでもないので、気合一発でなんとかなるかと思います。

あまりの作業性のよさからさっくりとした説明になってしまっていますが、マジでこんな程度の作業でストローク短くできちゃいます。ストロークの長さにこだわるライダーには自身を持ってお勧めできるフォークですね。

これは12年モデルなので、今店頭で予約すれば同じものが比較的早く手に入るかと思います。

お値段も控えめなのでこの冬あたりから使用を検討している方は今すぐお近くの取扱店へ!GTやFELTのバイクが売ってるお店ならば取り扱いがあるかと思います。ぜひぜひ近所のお店を一度のぞいてみてくださいましっ。

 

そして完成図。

お気に入りの80mmストロークです。

とりあえず短くしたいけど、よくわからん!て方はひとまず80mmにすることをお勧めします。

これ以上短くするとちょっと癖が出てくるように思います。

80mmを基準にひとまず乗って判断するのがよいかと思いますーっ。

 

では、今日はこのへんで。

TUBAGRAの過去ログに分解方法解説したものがあるので、ちょっと休んでリフレッシュしたら追加します。しばしお待ちください。

では、おやすみなさいっ。

 

以前AXONのショートストローク化した時の記事をコピペしておきます。

参考にしてみてくださいましっ。

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SR SUNTOUR AXON
工藤君に引き続き、ライトウェイさんから
SR SUNTOUR AXONを提供して頂きました!!

そして早速のショートストローク化!

方法は

<iframe width=”750″ height=”592″ src=”http://www.youtube.com/embed/23qu_gtZq3w” frameborder=”0″ allowfullscreen></iframe>
コチラでも解説されている手順に一手間加えて60mmストロークにしてみました。

ちょこっと調べてみるとSR SUNTOURのフォークはこんな感じでyoutubeにメンテ方法が載ってて
ユーザが手を出しやすい環境にあるなー、なんて感じました。
こんだけのビデオを用意するのは大変だったはず。スゲーっす。

さて、このビデオを見ながら弄くるだけで割かし簡単に80mmにすることは可能です。
お試しあれ。
ですが、60mmにするにはちょっとした処理があるのです。

詳細は続きから。
まず、使用する工具など。

左から
プラハン
スリックハニー
10mmメガネレンチ
8mmヘックスレンチ
モンキーレンチ
となってます。
これに加えて
僕は精密プラスドライバーを使いました。

ドコで何を使うか、どう使うかなどは以下から!

ひとまず、ビデオを見て大体の流れをつかんでおくと作業で困らないかと思います。
以下の説明はビデオをちょっと細くする程度と思ってください。

まず、作業前に空気を抜きます。
空気を抜いていくとフォークが縮んでいきますが正常です。
ボトム防止用にコイルバネが入っていてそいつがフォークを縮めています。

エアを抜ききったら
右レッグのボトムにあるリバウンド調整ノブを引っこ抜きます。

この赤いやつなのですが、引っ張れば取れます。
が、結構いい具合に嵌っているのでペンチとかの力を借りたりして取るのがよいかもしれません。

引っこ抜くと

こんな感じになってます。
こちらを8mmのヘックスレンチで緩めます。
ネジを取りきる前にプラハンでちょこっと叩いて固着を取るのを忘れずに!

次は左レッグです。
こちらは
10mmのメガネでくるくる回します。

ナットを取りきったらちょこんとプラハンで叩いてやります。
右レッグ同様固着を取ってやる必要があります。

この後ボトムケースを抜いて、左のインナーレッグの作業に取り掛かります。

インナーの底にふたがついています。
コイツをモンキーで緩めて取ってやります。

蓋を取り去ると
棒がポロっと出てきます。

この棒のピンの位置を変えることで100mmと80mmのストロークを変更できるようになっています。

下側の穴を使うと80mmになります。
この写真ではすでに80mmになっています。

ここで一手間。

コイツをバネと押さえの隙間に突っ込みます。
ちなみに、コレ
pikeの長さを調節するのに使うスペーサーです。
補修部品扱いで比較的安価に手に入れることが出来ます。
今回は20mmを用意しました。
突っ込んであげると

このようになります。

これで、ストロークを60mmまで落とすことができるようになります。
同じようにスペーサーを詰んでいけば好きな長さに調節することが可能となります。

戻すときにスリックハニーを塗りながら組み付けてあげれば完成です。
ここらへん、こすれるだろうなー、ってトコロにはサービスでちょいと多めに。

基本はビデオで塗ってる部分にぬりっとしてあげればOKかと。

このフォーク、オイルがどぶぁどぶぁーとかならないんで手入れが非常に楽チンでした。
グリスな感じでべたつきはありますが、大分楽。
前回弄くったPIKEに比べてもかなりらくらくです。

AXONではピンをたたき出す作業が一番苦労しました。
ピンが思ったよりしっかりハマっているのでたたき出すのが大変です。
僕は万力を持っていなかったので根性で対処しましたが、
万力が欲しくなりました。
あと、ちゃんとしたピンツール。

しっかし、ここさえクリアしてしまえば手入れはかなり楽できそうなフォークです。
また何かメンテすることがあったら記事にします。

あとはコラム切ってスターナット入れて玉押しいれたら完成。

ですが、イギリス渡航が次の月曜日と迫っているのでこの辺で作業打ち切り。
早く乗りたい・・・・・

続きは帰ってきたらということで。

それでは、ちょっと早いですが、行って来ます!
しっかし、海外一人旅はドキドキしますね。
変な夢を見るようになってきました。
何事も起こらないよう祈るばかりです。
では、今日はこの辺で。

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